聖書にある、一番最初のメシア預言と言われています。
アダムとエバが神から食べてはならないと言われた「善悪を知る木の実」を蛇(サタン)にだまされて食べたときの記事です。
「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
新改訳聖書 創世記 3章15節
わたし---神 おまえ---サタン 女の子孫(単数形)---キリスト(メシア)---彼
彼(キリスト)はサタンの頭を踏み砕く。---致命傷
サタンは、キリストのかかとにかみつく。---傷を負わせる
*アダムとエバが罪を犯しました(サタンによって)。
彼らの罪は贖なければならなかったのです。
その罪の問題を、女の子孫(キリスト)が解決するという預言なのです。
「神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」」
新改訳聖書 創世記 3章22節
*多くの方々が神の罰として人間に死が入ってきたことを語っていますが、神の救いを受ける私たちにはもっと優れた注解ができます。
この地上で罪のある人間が永遠に生きるとはどういうことになるでしょうか。
それは永遠の苦痛となります。
神は、罪人が永遠に生きないようにアダムとエバをエデンの園から追い出しました。
それは「いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」という神の配慮だと知るのです。
そして、キリストの贖いによって聖なる者とされ永遠の時を過ごすためです。
よく、「なぜ神様は初めから罪を犯す人間を造られたのか」質問をされます。
しかし、救いを受ける私たちにはこの出来事は神の恵みなのです。
「罪のうちを歩む者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。」
新改訳聖書 ヨハネの手紙 3章8節
(成就したことを示す聖書個所)
アブラハムの子孫からメシヤが現れる。
「わたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。
わたしは、あなたの子孫を地のちりのようにならせる。もし人が地のちりを数えることができれば、あなたの子孫をも数えることができよう。」
新改訳聖書 創世記13章15〜16節(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「ところで、約束は、アブラハムとそのひとりの子孫に告げられました。神は「子孫たちに」と言って、多数をさすことはせず、ひとりをさして、「あなたの子孫に」と言っておられます。その方はキリストです。」
新改訳聖書 ガラテア人の手紙3章16節
*神は信仰者アブラハムに「あなたの子孫(ひとり)が与えられる。」という特別な約束をしてくださいました。
これは決して破られることはなくアブラハムから子孫(一人、キリスト)が生まれました。
同時に「あなたの子孫を地のちりのようにならせる。」という預言をも成就しました。
しかし、イスラエルの歴史を見るならば、今だにこの地全部が「あなた(アブラハム)とあなたの子孫」に与えられていないのです。
必ず、千年王国にて成就されます。
家系について(成就したことを示す聖書個所)はここをクリック
ダビテの子孫からメシヤが現れる。
「あなたの日数が満ち、あなたがあなたの先祖たちとともに眠るとき、わたしは、あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし、彼の王国を確立させる。
彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる。
わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる。もし彼が罪を犯すときは、わたしは人の杖、人の子のむちをもって彼を懲らしめる。」
新改訳聖書 サムエル記第二 7章12〜14節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「わたしは、わたしの選んだ者と契約を結び、わたしのしもべダビデに誓っている。
わたしは、おまえのすえを、とこしえに堅く立て、おまえの王座を代々限りなく建てる。」
新改訳聖書 詩篇 89章3〜4節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。
アブラハムにイサクが生まれ、イサクにヤコブが生まれ、ヤコブにユダとその兄弟たちが生まれ、
ユダに、----------
----------ルツによってオベデが 生まれ、オベデにエッサイが生まれ、
エッサイにダビデ王が生まれた。ダビデに、ウリヤの妻によってソロモンが生まれ、
ソロモンに-----------
------------ヤコブにマリヤの夫ヨセフが生まれた。キリストと呼ばれるイエスはこのマリヤからお生まれになった。
それで、アブラハムからダビデまでの代が全部で十四代、ダビデからバビロン移住までが十四代、バビロン移住からキリストまでが十四代になる。」
新改訳聖書 マタイによる福音書 1章1〜17節 抜粋
(成就したことを示す聖書個所)
「あなたがたは、キリストについて、どう思いますか。彼はだれの子ですか。」彼らはイエスに言った。「ダビデの子です。」
イエスは彼らに言われた。「それでは、どうしてダビデは、御霊によって、彼を主と呼び、
『主は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に従わせるまでは、わたしの右の座に着いていなさい。」』と言っているのですか。
ダビデがキリストを主と呼んでいるのなら、どうして彼はダビデの子なのでしょう。」
新改訳聖書 マタイによる福音書 22章42〜45節
(成就したことを示す聖書個所)
「ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので...」
新改訳聖書 ルカによる福音書 2章4節
(成就したことを示す聖書個所)
*マタイによる福音書 22章45節ではイエスキリストは血筋はダビデの子(子孫)であること以上のことを主張しています。それはあなたの敵(サタン)を従わせる時(千年王国)まで神の右の座につく権威を持つことを主張しています。
メシアは処女から生まれる。
「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。」
新改訳聖書 イザヤ書 7章14節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。」
新改訳聖書 マタイによる福音書 1章23〜25節
(成就したことを示す聖書個所)
メシアはベツレヘムで生まれる。
イエスキリストはユダの氏族より生まれる。
「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」
新改訳聖書 ミカ書 5章2節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。
ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
新改訳聖書 ルカによる福音書 2章4〜7節
(成就したことを示す聖書個所)
ユダヤ人たちはメシアの到来を信じていましたが、キリストの誕生を出迎えたのは羊飼いと3人の博士でした。
待つべき人たちが待っていなかったのです。
現在において、異端や宗教が来臨を語ることがありますがキリストの花嫁なる教会が来臨を語らなくなっています。
「あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。」
新改訳聖書 テサロニケ人への手紙第一 5章2節
イエスキリストは弟子のユダによって銀三十シェケルで裏切られ、陶器師に投げ与えられた。
(陶器師の畑を買い、旅人たちの墓地にした。)
「私は彼らに言った。「あなたがたがよいと思うなら、私に賃金を払いなさい。もし、そうでないなら、やめなさい。」すると彼らは、私の賃金として、銀三十シェケルを量った。
主は私に仰せられた。「彼らによってわたしが値積もりされた尊い価を、陶器師に投げ与えよ。」そこで、私は銀三十を取り、それを主の宮の陶器師に投げ与えた。」
新改訳聖書 ゼカリヤ書 11章12〜13節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を、祭司長、長老たちに返して、
「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして。」と言った。しかし、彼らは、「私たちの知ったことか。自分で始末することだ。」と言った。
それで、彼は銀貨を神殿に投げ込んで立ち去った。そして、外に出て行って、首をつった。
祭司長たちは銀貨を取って、「これを神殿の金庫に入れるのはよくない。血の代価だから。」と言った。
彼らは相談して、その金で陶器師の畑を買い、旅人たちの墓地にした。」
新改訳聖書 マタイによる福音書 27章3〜7節
(成就したことを示す聖書個所)
イエスキリストの十字架の預言
「犬どもが私を取り巻き、悪者どもの群れが、私を取り巻き、私の手足を引き裂きました。
私は、私の骨を、みな数えることができます。彼らは私をながめ、私を見ています。
彼らは私の着物を互いに分け合い、私の一つの着物を、くじ引きにします。」
新改訳聖書 詩篇 22章16〜18節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「彼は主の前に若枝のように芽生え、砂漠の地から出る根のように育った。彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。
彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。
まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。
しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。
私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分かってな道に向かって行った。しかし、主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた。
彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれて行く小羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。
しいたげと、さばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことだろう。彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれたことを。
彼の墓は悪者どもとともに設けられ、彼は富む者とともに葬られた。彼は暴虐を行なわず、その口に欺きはなかったが。
しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。」
新改訳聖書 イザヤ書 52章2〜11節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「「彼らはイエスに、苦みを混ぜたぶどう酒を飲ませようとした。イエスはそれをなめただけで、飲もうとはされなかった。
こうして、イエスを十字架につけてから、彼らはくじを引いて、イエスの着物を分け、
そこにすわって、イエスの見張りをした。
また、イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである。」と書いた罪状書きを掲げた。
そのとき、イエスといっしょに、ふたりの強盗が、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけられた。」」
新改訳聖書 マタイによる福音書 27章34〜39節
(成就したことを示す聖書個所)
*新改訳聖書 イザヤ書 52章2〜11節 イエスキリストの聖書預言として非常に有名です。
キリストの福音、十字架の姿、苦しみが見事に神はイザヤを通し預言を与えられています。
イエスキリストをメシアだと認めないユダヤ人たちは聖書を読むとき、この個所を飛ばして読むことがあると聞いています。
イエスキリストの復活の預言
「まことに、あなたは、私のたましいをよみに捨ておかず、あなたの聖徒に墓の穴をお見せにはなりません。」
新改訳聖書 詩篇 16章10節
(イエスキリスト誕生以前の聖書個所)
「イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」」
新改訳聖書 ヨハネによる福音書 2章19節
(イエスキリスト十字架以前の聖書個所)
「その時から、イエス・キリストは、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを弟子たちに示し始められた。」
新改訳聖書 マタイによる福音書 16章21節
(イエスキリスト十字架以前の聖書個所)
「それは、イエスは弟子たちを教えて、「人の子は人々の手に引き渡され、彼らはこれを殺す。しかし、殺されて、三日の後に、人の子はよみがえる。」と話しておられたからである。
しかし、弟子たちは、このみことばが理解できなかった。また、イエスに尋ねるのを恐れていた。」
新改訳聖書 マルコによる福音書 9章31〜32節
(イエスキリスト十字架以前の聖書個所)
「「あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。
ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。
人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえらなければならない、と言われたでしょう。」
女たちはイエスのみことばを思い出した。」
新改訳聖書 ルカによる福音書 24章5〜8節
(成就したことを示す聖書個所)
*旧約聖書にも復活の預言がありますが、イエスキリストご自身の預言にこころを留めます。
イエスキリストはすべてを知りながらも、私たちの罪のために十字架に向かってくださったのです。